

冬牡丹の灯と由志園の四季 二十四節気
立冬を過ぎれば、暦の上では早くも冬。
一年を24等分して季節の名をつけた「二十四節気」では、立冬から小雪、大雪、冬至、小寒、
大寒までが冬となります。
北風が枯木立を揺らす頃には、寒牡丹が庭園の主役に・・・。


11月8日頃~11月21日頃
枯れ葉が舞って、冬の気配が現れるとされる頃。
冬の味覚・松葉蟹が解禁となります。

11月22日頃~12月6日頃
北風が吹き、山に冠雪が見られるシーズン。
冷え込みが増し、落葉樹が冬木立の景観を成します。


12月7日頃~12月21日頃
本格的な冬。由志園では恒例の寒牡丹まつりが始まります。薦の下で咲く可憐な寒牡丹をご覧ください。

12月22日頃~1月5日頃
夜が最も長くなる冬至。「奥出雲仁多米の杵付き餅」と「由志園のおせち」を、お正月の準備にどうぞ。
正月に咲く牡丹
本来春に咲く牡丹を抑制栽培技術を用いて管理し、開花を遅らせ、ちょうどお正月シーズンに花が咲くように調整したのが冬牡丹です。春咲き品種なので、寒牡丹とは違って豪華な花振り。進物用として人気です。


1月6日頃~1月19日頃
「寒の入り」とも言い、冬の寒さが厳しくなる頃。白さまばゆい雪化粧の庭園は美しさも格別です。



1月20日頃~2月3日頃
凍てつくような、一年でもっとも寒い時期。節分には恵方巻や豆まきで厄や邪気を払います。節分を過ぎれば、季節は春へと変わります。


七福神にあやかり、7種類の具を入れた恵方巻き。恵方に向かって願い事を思いながら丸かぶりするのが習わしです。
写真上から
①鯛でんぶ、②干瓢、③椎茸甘煮、④玉、⑤胡瓜、⑥海老、⑦島根県浜田産 穴子白炊節分


