エクリュ
Ecru
写真・文章提供 Copyright ©「バラの家」
飾り気のない美しさが、ある意味一番美しい。ナチュラリスティックな美しさをこのバラの花と樹の機能美で表現した。
【花】
クリーム色、ロゼット咲き、中輪房咲きの花。ティにダマスクの中香。整ったロゼット咲きの花は美しい。秋の低温期には寒さもあいまって、艶やかで神々しい雰囲気に咲くことも。香りが良い割に花持ちが良い。切りバラにも向く。
【栽培】
四季咲き性。樹勢が強く、耐病性が強い木立樹形のバラ。フロリバンダとして育てると良い。半年に一度の薬剤散布(殺菌剤)を行えば一年間美しい葉を維持できる。半年に一度の薬剤散布のタイミングは冬剪定後と夏剪定後の年二回。剪定後は株が小さくなるので散布の仕事量の低減やコスト削減になる。また薬剤散布を一切行わなくても、環境の良い場所では、ほとんど病気にならずに生育する、もしくは多少葉を落としてもすぐに新芽を伸ばし、枝葉を吹きなおす。地植えや鉢植え、どちらにも向く。高温多湿に強く。寒冷地でも良く育つ。ベト病にも強い。夏剪定は普通のタイミングで(関東以西の暖地の場合9月前半)。樹高はやや高めなので、お庭で植えるなら半ばから後方に。トゲは普通。シュート更新はいらない。枯れた枝や、劣化した枝を切り落とし、込み入った場所の枝を梳けば良い。
【育種エピソード】
ナチュラリスティックなバラを求めてバラの育種を行ってきたが、このバラの花色に、その思いを表現した。暖地で良く出る病気である、うどんこ病、黒星病だけでなく、寒冷地で発生しやすいベト病等も意識して選抜し始めてから、初めて出すバラ。高温多湿、寒冷地、緯度など環境により強いバラは時に変わる。全てにおいて優秀なバラを出そうと努めたい。
【命名由来】
エクリュとは、フランス語で「生成色」のこと。加工したりしていない自然でナチュラルであるさまを、このバラに見て。
【花】
クリーム色、ロゼット咲き、中輪房咲きの花。ティにダマスクの中香。整ったロゼット咲きの花は美しい。秋の低温期には寒さもあいまって、艶やかで神々しい雰囲気に咲くことも。香りが良い割に花持ちが良い。切りバラにも向く。
【栽培】
四季咲き性。樹勢が強く、耐病性が強い木立樹形のバラ。フロリバンダとして育てると良い。半年に一度の薬剤散布(殺菌剤)を行えば一年間美しい葉を維持できる。半年に一度の薬剤散布のタイミングは冬剪定後と夏剪定後の年二回。剪定後は株が小さくなるので散布の仕事量の低減やコスト削減になる。また薬剤散布を一切行わなくても、環境の良い場所では、ほとんど病気にならずに生育する、もしくは多少葉を落としてもすぐに新芽を伸ばし、枝葉を吹きなおす。地植えや鉢植え、どちらにも向く。高温多湿に強く。寒冷地でも良く育つ。ベト病にも強い。夏剪定は普通のタイミングで(関東以西の暖地の場合9月前半)。樹高はやや高めなので、お庭で植えるなら半ばから後方に。トゲは普通。シュート更新はいらない。枯れた枝や、劣化した枝を切り落とし、込み入った場所の枝を梳けば良い。
【育種エピソード】
ナチュラリスティックなバラを求めてバラの育種を行ってきたが、このバラの花色に、その思いを表現した。暖地で良く出る病気である、うどんこ病、黒星病だけでなく、寒冷地で発生しやすいベト病等も意識して選抜し始めてから、初めて出すバラ。高温多湿、寒冷地、緯度など環境により強いバラは時に変わる。全てにおいて優秀なバラを出そうと努めたい。
【命名由来】
エクリュとは、フランス語で「生成色」のこと。加工したりしていない自然でナチュラルであるさまを、このバラに見て。
品種名 | エクリュ | ||
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Name | Ecru | ||
ブランド | ロサオリエンティス プログレッシオ | ||
系統 | F フロリバンダローズ | 作出年 | 2023 |
出生地 | 日本 | 作出者 | 木村卓功 |
交配 | 不明もしくは未発表 |
タイプ | タイプ・0 | 開花性 | 四季咲き |
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花色 | 白系 クリーム色 | 花の特性 | |
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花形 | ロマンチック系ロゼット咲き | 花茎 | 中輪 |
芳香 | 中香 | 香質 | ティにダマスク |
樹形 | 木立樹形 直立タイプ | 樹高・伸長 | 120〜150㎝ |
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樹勢 | 強い | うどんこ病 | 強い |
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黒星病 | とても強い | 耐陰性 | 普通 |
耐寒性 | 普通 | 耐暑性 | 強い |
特性 | おすすめ初心者向きタイプ1以上 栽培適正:鉢植え向き地植え向き |
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※育てる環境や個体差による違いもありますので、ひとつの目安としてご参考ください。