ルクソール
Luxor
写真・文章提供 Copyright ©「バラの家」
乾いた砂のような色彩の茶系の花は、整ったカップ咲きとなる。茶系の花は樹勢が落ち、花数少ないバラが多いが、風流な花を房咲きにたわわに咲かせる。とても不思議な魅力が感じられる、新奇性のある唯一無二のバラ。耐病性の高い藤色のバラは多数出てきたが、茶色系のバラで耐病性の高いバラは、まだほとんどない。そんな茶系のバラでカップ咲き、そして耐病性が高い、とても育てやすいバラが奇跡的に生まれた。そんなバラを私に委ねてくれた、バラの女神さまに感謝したい。
【花】
明るい茶色、カップ咲き、小中輪房咲きの花。ティにパウダーの微香。深いカップ咲きの花を房に咲かせる。成木になれば、真夏でも観賞価値が落ちづらく、心動かす花を咲かせる。逆に冬の低温気には寒さで花弁が傷みやすい。
【栽培】
四季咲き性。樹勢は普通、耐病性が強い木立樹形のバラ。うどんこ病にも黒星病にも強い。フロリバンダとして育てると良い。年に5回の剪定後ごとの薬剤散布(殺菌剤)を行えば一年間美しい葉を維持できる。タイミングは冬剪定後の芽が膨らみ始めた時、1番花開花後、2番花開花後、夏剪定後、秋花が咲いた花後剪定後の5回。剪定後は株が小さくなるので散布の仕事量の低減やコスト削減になる。また薬剤散布を一切行わなくても、環境の良い場所では、ほとんど病気にならずに生育する。もしくは多少葉を落としてもすぐに新芽を伸ばし、枝葉を吹きなおす。地植え、鉢植えにともに向く。夏剪定は普通のタイミングで(関東以西の暖地の場合9月前半)。樹高はやや低めなので、お庭で植えるなら前方から半ばに。トゲは普通。シュート更新はいらない。ベト病に弱いところがあるので、寒冷地等でベト病が発生しやすい地域は、ベト病が発生しやすい時期には、薬剤散布を丁寧に行うこと。暖地ではほとんど問題ない。
【命名由来】
ルクソールとは、エジプトの都市名。古代エジプトの都があった場所で、数多くの遺跡が残っている。ルクソール神殿やカルナック神殿や、王家の谷など。
【花】
明るい茶色、カップ咲き、小中輪房咲きの花。ティにパウダーの微香。深いカップ咲きの花を房に咲かせる。成木になれば、真夏でも観賞価値が落ちづらく、心動かす花を咲かせる。逆に冬の低温気には寒さで花弁が傷みやすい。
【栽培】
四季咲き性。樹勢は普通、耐病性が強い木立樹形のバラ。うどんこ病にも黒星病にも強い。フロリバンダとして育てると良い。年に5回の剪定後ごとの薬剤散布(殺菌剤)を行えば一年間美しい葉を維持できる。タイミングは冬剪定後の芽が膨らみ始めた時、1番花開花後、2番花開花後、夏剪定後、秋花が咲いた花後剪定後の5回。剪定後は株が小さくなるので散布の仕事量の低減やコスト削減になる。また薬剤散布を一切行わなくても、環境の良い場所では、ほとんど病気にならずに生育する。もしくは多少葉を落としてもすぐに新芽を伸ばし、枝葉を吹きなおす。地植え、鉢植えにともに向く。夏剪定は普通のタイミングで(関東以西の暖地の場合9月前半)。樹高はやや低めなので、お庭で植えるなら前方から半ばに。トゲは普通。シュート更新はいらない。ベト病に弱いところがあるので、寒冷地等でベト病が発生しやすい地域は、ベト病が発生しやすい時期には、薬剤散布を丁寧に行うこと。暖地ではほとんど問題ない。
【命名由来】
ルクソールとは、エジプトの都市名。古代エジプトの都があった場所で、数多くの遺跡が残っている。ルクソール神殿やカルナック神殿や、王家の谷など。
品種名 | ルクソール | ||
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Name | Luxor | ||
ブランド | ロサオリエンティス プログレッシオ | ||
系統 | F フロリバンダローズ | 作出年 | 2024年 |
出生地 | 日本 | 作出者 | 木村卓功 |
交配 | 不明もしくは未発表 |
タイプ | タイプ1 | 開花性 | 四季咲き |
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花色 | 茶系 茶色 | 花の特性 | |
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花形 | ロマンチック系 カップ咲き | 花茎 | 小中輪 |
芳香 | 微香 | 香質 | ティにパウダー |
樹形 | 木立樹形 普通タイプ | 樹高・伸長 | 90~120cm |
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樹勢 | 普通 | うどんこ病 | 強い |
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黒星病 | 強い | 耐陰性 | 普通 |
耐寒性 | 普通 | 耐暑性 | 強い |
特性 | おすすめ 初心者向き タイプ1以上 花持ちが良い |
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※育てる環境や個体差による違いもありますので、ひとつの目安としてご参考ください。