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由志園の瓦版ブログ|ぼたん(牡丹 ボタン)と 高麗人参の里

二十四節気 -立夏-

  • 2012年05月14日(月)

 「夏が立つ」と書いて「立夏」。5月5日より、暦の上では夏に入りました。緑が青々と繁る気持ちの良いシーズンで、全国各地で田植えの始まるころでもあります。また夏の始まりということで、冬物を片付けて夏支度を始めたり、盛りを迎えた山菜の下処理に追われたりと、なにかと家仕事の多い時期。時折手を止めて、爽やかな風や艶やかな若葉に季節を感じたいものです。

 さて大型連休の終盤となった「立夏」の5月5日。山陰は晴天に恵まれ、由志園は大変多くの方にご来園いただきました。ありがとうございました。満開の牡丹、そして池泉に浮かんだ「1万輪の牡丹」など、美の競演euio.jpgをご堪能いただいたことと思います。季節は夏へと向かってまいりますが、遅咲き牡丹や芍薬の咲き誇る由志園にぜひお出かけください。

牡丹園遊会のススメ第3弾

  • 2012年05月06日(日)

いよいよクライマックスを迎える牡丹園遊会。今年は新しい様々な催しをいたしました。
その中でもメイン企画として5月3日からはじまった1万輪の牡丹。
その名のとおり1万輪もの牡丹の花を由志園が有する1万坪の日本庭園の池泉に浮かばせるというイベント。
初日は2万輪を池に入れ、そしてメンテナンスのために毎日花の入れ替えをし、その数累積で5万輪にも達しています。
本企画は明日5月6日まで 
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ひのくら会の公演がおこなわれました。
牡丹舞台は今まさに満開!
百花繚乱の舞台となりました。
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是非この機会にご来園ください。

「牡丹園遊会」牡丹鑑賞のススメ-その2-

  • 2012年04月28日(土)

 日本庭園由志園では恒例の牡丹まつり「牡丹園遊会」を開催中です。気温の上昇に伴い、4月28日現在、中咲き品種の多くも開花し、庭園は見頃を迎えました。
 では4月下旬時点での牡丹鑑賞について、順路を追ってご案内します。
牡丹園見頃
 まずエントランスでは、大量のボタンによる豪華な装花がお客様をお出迎え。作品名は、草月流「千輪牡丹」で、ダイナミックな竹の細工もみごとです。
 庭園に入り、右手奥が「二季咲き牡丹園」。植わっているのは「寒牡丹」の名称でも知られる二季咲き品種ですで、満開となっております。

 苑路を進んで庭園の中ほどに、いつでも牡丹が楽しめる周年施設「室内牡丹園・牡丹の館」があります。現在、冬景色を再現する特別企画「冬牡丹ライトアップ」を開催。照明を落とした館内で、こもを被った牡丹のしっとりとした風情をお楽しみください。
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 「牡丹の館」を出てすぐが、現在開催中の「希少品種展&牡丹グランプリ」の会場です。開花させた最新品種・古典品種・海外品種を一同に集め、色系ごとに展示。愛しいグラデーションが目を引きます。お気に入りの品種を投票していただき、後日グランプリを発表いたします(参加無料・投票いただいた方の中から100名様に牡丹グッズをプレゼント)。

 「希少品種展&牡丹グランプリ」の右手、そして庭園奥の特設会場「牡丹庭園」でも、多くの牡丹が開花し始めました。早生の獅子頭が誇らしげに満開になっているほか、聖代、連鶴、玉天集、八千代川、島錦、幸華などなど、中咲き品種の多くも見頃を迎えております。絢爛な花の競演を、芳香とともにご堪能ください。
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牡丹庭園内の牡丹舞台では連日郷土伝統芸能が催されています。
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4月29日5月4日は石見神楽
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5月3日は能ワークショップ
5月5日6日はひのくら会「琴アンサンブル」のみなさんによる古典箏曲演奏会が催されます。
※いずれも雨天時は本館ラウンジ上にて

 緑萌ゆる日本庭園を巡っていただき、ラウンジへ。入口では、牡丹の切り花を使った小原流「迎え花」が、お客様のお戻りを歓迎いたします。.jpg

二十四節気 -穀雨-

  • 2012年04月20日(金)

 4月20日は、春の二十四節気の最後となる「穀雨」。暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すれば也」とあります。つまり穀物などの成長を促す温かな雨が降る頃のこと。秋に蒔いた麦は青々と成長し、春の種まきは好機を迎えるというわけです。
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 由志園・アグリファームでも高麗人参の植え付けをはじめ、農作業に忙しい時期を迎えています。また「穀雨」の末侯は「牡丹華(ぼたんはなさく)」。当園の牡丹まつり「牡丹園遊会」はすでに幕を開けていますが、地植えの牡丹が開花し、見頃となるのは5月初めの見通し。牡丹の蕾が膨らむ中、スタッフ一同、庭木の手入れや整備に余念がありません。

 「穀雨」の終わり頃、「立夏」を目前に控えた5月1日が「八十八夜」となります。この「八十八夜」は、遅霜の発生に気をつけるために生まれた日本独自の雑節。高浜虚子も「霜害を 恐れ八十 八夜待つ」と詠んでいます。そんな古人の教えに思いを馳せながら、新茶を楽しんでみたいものです。

「牡丹園遊会」開催中。牡丹鑑賞のススメ

  • 2012年04月19日(木)

 4月14日より、日本庭園由志園では恒例の牡丹まつり「牡丹園遊会」を開催しております。例年よりも気温が低いため、4月19日現在、早生品種は4月24日頃、中生品種は4月27日頃を見頃の予想とさせていただいています。
 そこで4月半ば現時点での牡丹鑑賞について、順路を追ってご案内します。

 まずエントランスでは、大量のボタンによる豪華な装花がお客様をお出迎え。作品名は、草月流「千輪牡丹」で、ダイナミックな竹の細工もみごとです。

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 庭園に入り、右手奥が「二季咲き牡丹園」。植わっているのは「寒牡丹」の名称でも知られる二季咲き品種で、すでに開花が始まっているものもあります。4月下旬に向かって次々に花が開いていきます。

 苑路を進んで庭園の中ほどに、いつでも牡丹が楽しめる周年施設「室内牡丹園・牡丹の館」があります。
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入口には豪華な鉢植えプレミアム牡丹が、
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中には匂い立つほどの色とりどりの牡丹が、出口には牡丹を水に浮かべた水盤牡丹が、それぞれご覧いただけます。
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なお4月28日以降の「牡丹の館」は、冬景色を再現する特別企画「冬牡丹ライトアップ」の展示となります。
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 「牡丹の館」を出てすぐが、現在開催中の「希少品種展&牡丹グランプリ」の会場です。
開花させた最新品種・古典品種・海外品種を一同に集め、色系ごとに展示。愛しいグラデーションが目を引きます。
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お気に入りの品種を投票していただき、後日グランプリを発表いたします(参加無料・投票いただいた方の中から100名様に牡丹グッズをプレゼント)。

 あとは、緑萌ゆる日本庭園をゆっくりお楽しみください。最後に、ラウンジ入口で、牡丹の切り花を使った小原流「迎え花」が、お客様のお戻りを歓迎いたします。
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二十四節気 -清明-(せいめい)

  • 2012年04月05日(木)

古くから生活に生かされてきた農事暦「二十四節気」は、一年を二十四等分した季節のこと。 清明2「清明」は、春分から15日目あたり、4月4日頃で、万物がすがすがしく明るく美しくなることです。
 気候は春めいて、さまざまな花が咲き始めました。まさにお花見のシーズンの到来。そのほか、越冬したツバメが日本にやって来たり、それと入れ替わりに雁が北へと飛び立つときでもあります。温かな風は里山にも春を呼び込み、うど、ふき、ぜんまい、たらの芽に花山椒、そして筍などの山の幸が、旬の味覚として収穫されるとき。由志園でも、地元の新鮮食材をメニューに取り入れてお出しします。
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 さて、この瓦版(ブログ)では、昨年度より二十四節気に合わせた由志園便りを綴っています。平成24年度は、園内のさまざまなスタッフが丹精込めて行っている“手仕事”に着目し、二十四節気とともにお伝えできればと考えています。清明−3

二十四節気 -春分(しゅんぶん)-

  • 2012年03月20日(火)

 暦便覧に「日天の中を行て昼夜当分の時なり。」と記されている春分。このころになると昼と夜の長さがほぼ同じになり、太陽は真東から上って真西へと沈んでいきます。春分の前後3日ずつを含めた計7日間が春のお彼岸で、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、長く厳しかった冬の寒さもようやく和らぎ、風の温かさに春を感じることができるようになります。 

 内閣府発表“国民の祝日に関する法律”の「春分の日」の項には、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」とあります。ようやく訪れた春に、言われずとも感謝したくなりますね。 
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 さて、国民の祝日に関する法律によって、「春分日」が春分の日となるそうです。この「春分日」は天文学上の呼び名。では「春分日」とは何でしょう。地球の赤道を天にまで延長したものを「天の赤道」と言います。それに対して太陽の通り道を「黄道」と呼びます。このふたつは2箇所で交差するのですが、その一つが「春分点」なのです。もう一方は「秋分点」と言い、「秋分点」が秋分の日となるわけです。宇宙での交差点が祝日となるなんて、なんだかSFのようですね。 

 ちなみに春分は、西洋占星術ではおひつじ座の始まり。二十四節気の配置法の一つ、定気法でもまた春分が基点(平気法は冬至が基点)。つまり、春分は春の到来であると同時に、すべての始まりの日なのです。何かに付け、わくわく感が増すのも納得です。   

 

二十四節気 -啓蟄(けいちつ)-

  • 2012年03月04日(日)

  36日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。「啓」は「切り開く、開放する」という意味。「蟄」は「虫が土中で冬ごもりする」こと。つまり、地中で眠っていた虫たちが穴から這い出してくるという意味で、まさしく春になって大地が暖まってきたことを表しています。

  次の節気「春分」までの間には、桃の花が咲いたり、柳の芽が出たりするほか、蝶の姿が見られるようになります。高浜虚子の「啓蟄の蟻が早引く 地虫かな」の句そのままに、働き始めたアリの姿に溢れる生命力を感じるのではないでしょうか。 

 「二十四節気」は元々中国でできたもので、日本も中国も節気はほぼ一緒。唯一異なるのが、実はこの「啓蟄」で、中国では「驚蟄」と書きます。二十四節気は中国の戦国時代に考案されましたが、漢王朝の時代に「啓蟄」が「驚蟄」に変わりました。というのも、中国では貴人や死者を本名では呼ばない「諱=いみな」という習慣があったため(転じて本名のことも「諱」と言います)。そして、漢王朝6代皇帝の諱が「啓」だったため、同じ字は使えないということから「驚蟄」になったのです。その後、一旦「啓蟄」に戻されましたが、慣れ親しんだ言葉のほうが良いということから再度「驚蟄」になったそうです。  代皇帝の諱が「啓」だったため、同じ字は使えないということから「驚蟄」になったのです。その後、一旦「啓蟄」に戻されましたが、慣れ親しんだ言葉のほうが良いということから再度「驚蟄」になったそうです。代皇帝の諱が「啓」だったため、同じ字は使えないということから「驚蟄」になったのです。その後、一旦「啓蟄」に戻されましたが、慣れ親しんだ言葉のほうが良いということから再度「驚蟄」になったそうです。

 日本だけの節気である「啓蟄」。過ぎれば、一雨ごとに気温が上がります。由志園でも一日一日春に近づいていくのが感じられます。  css_1.jpg

二十四節気 -雨水(うすい)- と「いけかえイベント」

  • 2012年02月17日(金)

 2月19日は「雨水」。江戸時代の暦の解説書『暦便覧』には、「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されおり、文字通りに少しずつ春に近づいて雪から雨に変わるころです。この時期の七十二候の初候は「土脉潤起(つちのしょううるおい おこる)」と言い、雨が降って土が湿り気を含むことを表しています。土が潤えば、畑仕事の準備。古来より「雨水」は農耕の準備を始める目安とされていたようです。 

 まだまだ寒さは続きますが、着実に春は近づいてきます。「雨水」を過ぎれば鶯が鳴き始めたり、南風を感じたりするように。草木が芽吹いて梅の花も盛りを迎え、モノトーンの季節が少しずつ色づき始めるのです。 

 さて由志園では、「雨水」の直前となる217日に「牡丹Collaboration假屋崎省吾」の“いけかえイベント”を開催しました。1月より開催している特別展の折り返しとして、假屋崎に再来園していただき、新たな花材を使ってのいけかえデモンストレーションとサイン会を行ないました。

 再びの寒波で雪の舞い散る一日となりましたが、天才華道家・假屋崎さんの登場に、会場はヒートアップ。レモンイエローの大輪牡丹・黄冠とオンシジュームを組み合わせた、ダイナミックにして華麗な装花となりました。

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二十四節気 -立春(りっしゅん)-

  • 2012年02月03日(金)

 日本海側各地で雪が強まった2012年2月。元来、季節の変わり目には邪気が生じると言われていますが、2月3日の「節分」はまるで邪気のごとく記録的豪雪のニュースが駆け巡っています。そんな豪雪だというのに「節分」の翌日、2月4日は「立春」。暦の上では早くも「春」になるわけです。

 「立春」は二十四節気の最初の節であり、暦はこの「立春」から始まります。七十二候の初項は「東風解凍」。「はるかぜこおりをとく」と読み、東よりの温かな風が氷を溶かしていくという意味です。そして春分までの間に吹く南よりの風が「春一番」になるのです。今年の寒波の影響は色濃く残りそうですが、それでも着実に春に向かって近づき、「立春」の翌日からは、寒さを「残寒」「余寒」と表現するようになります。

 さて、節分・立春と、由志園も真っ白な雪景色となりました。例年なら膨らみ始める梅の花も、まだ堅いつぼみのまま。「梅は百花の魁」と言うように、梅がさまざまな花のさきがけとなって咲き、春の到来を告げるわけですが、今年はもうちょっと時間がかかりそうです。
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