年間30万人からの来園者がある「由志園」は、大輪の牡丹(ボタン)とさまざまな四季の花が鑑賞できる回遊式日本庭園です。今や松江市を代表する牡丹庭園として全国に知られています。 30数年前、波静かな中海に浮かぶ大根島の風光明媚な環境に着目し、観光開発の一助に純和風の日本庭園を造ろうと志したのは、門脇 由蔵(よしぞう)でした。由蔵は庭造りの青写真を胸に描きながら努力を重ねましたが、志し半ばにして没しました。その後、息子である初代園主・栄(さかえ)は亡き父 由蔵の志を受け継ぎ、夢の実現に向かってひたすら邁進を続け、そして、その一念を昭和50年4月、5年という長い苦難の歳月を経たのち実現しました。 栄は由蔵が志した庭園であるところから、その名を「由志園」と命名し開園したのです。当時、陸続きでない孤島に、何トンもの重い土・庭石・樹木を運搬することは、想像を絶する困難を極めたが 一意専心 ガット船1艘と、細い道のりを運ぶ台車1台、そしてブルトーザー1台に、莫大な労力と時間を費やして、築山式の日本庭園を築き上げたのであります。 今、何事もなかった様な静かな庭園は、四季折々の自然の美をかもしだし、春には、萌えいずる新緑と百花繚乱のいろどりを添え、中でも大輪の牡丹はその優雅さを競い、訪れる人々を魅了します。 夏は、松の緑と滝から流れるせせらぎの音が涼しさを奏で、又紅葉の秋は、趣を変えた 侘びと寂びのある風情を見せてくれます。 冬は、緑と雪のコントラストが美しく、この庭園は、自然と人間の交わりの尊さを、しみじみと教えてくれます。

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〜花々の庭園〜
− 由志園 −
[住]島根県松江市八束町波入1260-2
[]0852-76-2255
[若]0852-76-2508
[亮]メール

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